当山の境内には、第12代横綱「陣幕久五郎(じんまく・きゅうごろう)」のお墓があります。彼は明治36年10月21日、東京日本橋の自宅で75歳で亡くなりましたが、その自慢の白ヒゲを第二の故郷といえる尾道にある師匠の初汐久五郎の墓のそばに、妻のお雪とともに葬られました。
晩年の彼は、「横綱力士碑」を深川富岡八幡宮に建立したりして、相撲道の発展のためいろいろ尽くしました。また、自身の手形と自慢の句を書いた掛け軸などを残しており、そのひとつが当寺に残されています(これが境内にある手形碑のもととなりました)。
横綱の手形は大きく力強いことから、長寿など縁起のいいものとして人々に喜ばれたそうです。